現場をまとめる大切なポジションの1つが介護リーダーだ。
しかし、多くのスタッフと接するポジションであるが故に、その悩みも尽きない。
そこで、介護リーダーが抱えやすい悩みとその解決のヒントをいくつか挙げてみよう。

まず、業務内容が多岐に渡るため、介護リーダーは残業が多くなりやすいという点が挙げられる。
この悩みを解決するためには、業務に優先順位をつけたり、Todoリストを作ったりして、業務の進捗管理を的確に行うことをおすすめしたい。
また、現場の仕事は可能な限り、介護職員でしっかりこなすように話し合っておくことも大切だ。
そして、仕事に無理や無駄がないかをもう一度確認してみてほしい。

次に、利用者からのクレーム対応も、介護リーダーにつきものの悩みだと思う。
この場合は、迅速な対応がものをいう。
クレームの原因となったことを迅速にヒアリングをして、施設側に落ち度があれば謝罪し、利用者が不満に思ったことをすぐさま改善するようにしなければならない。
また、施設側に落ち度がない場合は、毅然とした態度を示しつつも、波風立たないように穏便にトラブルをおさめるように、解決策を話し合うようにしてほしい。
素早くクレーム対応を行えば、問題解決までの時間も短くできるはずだ。

介護リーダーは、皆が働きやすい職場を作るために大切なポジションなので、苦労は多いかもしれないが、その分やりがいもある。
ぜひより良い職場づくりに頑張ってほしい。